ホームページを作成し公開しても、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで見つからないという問題に直面している方は少なくありません。また、以前は検索結果に表示されていたのに、突然表示されなくなるケースもあります。このような状況の原因は様々です。今回は、ホームページが検索結果に出ない原因とそれに対する対策をご紹介します。
新規ドメインでホームページを作成した場合、Googleによるインデックスや評価がされていない可能性があります。新しいドメインは認識されるまでに時間がかかり、約3か月は検索に出ないことも。この間に集客が必要な場合、SNSや広告など他の経路から誘導する方法が有効です。
既存のホームページに新規ページを追加した場合、そのページはすぐには検索結果に表示されません。新規ページが検索エンジンによってクロールされ、インデックスされるまでには通常1～3日かかるためです。
また、サイトマップを作成していない場合も検索結果に影響する場合があるのです。サイトマップはGoogleのクロールを助け、サイト内のページを効率的に巡回させます。このサイトマップは自動生成されないため、自作するかツールを使用する必要があります。特に新規ページを追加した場合、サイトマップの更新が必要です。
キーワード設定の不適切さも検索結果に影響を及ぼす可能性があります。ホームページや各ページで適切なキーワード設定を行っていないと、検索結果に表示されにくくなります。特に事業内容に関するキーワードが不足していると、関連する検索でヒットしづらくなることも。適切なキーワードの使用やメタキーワードの設定が重要です。
さらに、サイトの表示速度が遅いと、検索結果に悪影響を及ぼすことがあります。表示速度が遅いと、ユーザーにとって有益でないと判断され、検索結果に表示されにくくなるのです。表示速度を改善するためには、サーバーの強化、画像サイズの最適化、ソースコードの最適化などが考えられます。
スマートフォン表示の未対応も、検索結果に影響を及ぼす原因に。現在、Googleはモバイルフレンドリーなサイトを重視しており、スマホ表示に最適化されたサイトが評価されます。スマホ表示未対応のサイトは、検索結果に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、YMYL（Your Money or Your Life）領域に属するサイトは、特に注意が必要です。この領域は、人々の幸福や健康、金融に関わる重要な情報を扱うもので、専門家や権威ある情報源からの内容が求められます。専門家や信頼性のある情報源によって運営、監修されていないYMYL領域のサイトは、検索結果に表示されにくくなっています。
このように、ホームページが検索結果に表示されない原因は様々ですが、適切な対策を講じることで改善することが可能です。サイトの適切な管理と最適化によって、検索エンジンに認識され、訪問者に見つけてもらえるようになります。